先月、キャシー来日。
キャシーは、演劇の専門家のアレクサンダーテクニーク教師。
アレクサンダー・テクニークを学ぶ多くの人が、尊敬してやまないキャシー。
毎年来日しているので、キャシーのクラスに出始めて3年目。
年々、「この人、マジ魔法使い・・・」と、そのすごさにおののく。
最初のころは、キャシーの手にかかるとできないアーサナ(ヨガポーズ)ができるのに感動した。
しかも、アドバイスが、キャシーの死角になっている場所の使い方だったりするから、
見えてないとこまで見えてることに、衝撃を受けた。
で、数年経って今年。
キャシーの魔法の領域の広さにおののく。
以下、印象に残ったみんなのアクティビティ。
(※私の理解なので、細かいところは違ってるかも。)
ちなみに、このBODY CHANCEという学校は、自分がやりたい課題を持ち込むというスタイルの学び方です。
先生からこれをやりなさい、と言われることはありません。
その1.音が音楽になる🎵
ピアノで伴奏をすることになったが、この曲の指づかいがうまくいかないというアクティビティ。
最初に聴いた後、キャシーがしたアドバイスは、指の使い方ではなかった。
「伴奏の人じゃなくて、演奏の一員と思って弾いてみて。」
再び演奏。
おぉーーーーーー‼️
正確に弾こうとしていた音が音楽に変わった🎵
全然違う!(((o(*゚▽゚*)o)))
もちろん、その後で、指をラクに使う腕の使い方もアドバイス。
その2.教師としての正しい提案なんてない
アレクサンダー・テクニークのティーチング(教師として、実際誰かに教える)のアクティビティ。
ハンズオン(手を使った指導)が課題で…から始まったが、
「今、自分の何に気づいてる?」「何を思って、そうしたの?」とやりとりが始まって、
会話が止まったと思ったら、本人の目から大粒の涙。
「この提案であってるのかなって思って…」(T_T)
「いい提案しなきゃと思って…」(T_T)
キャシーは言う。
「教師だから正しい提案をしなきゃと思うと、固まるわ。」
「あなたは、ちゃんといろんなことが見えてるのよ。」
「生徒の願いを聞いて、見えたことから1つを選んで、ただ提案するだけよ」
「違ってたら、ちゃんと生徒さんが教えてくれるわ。」
ダバー…(꒦ິ⌑꒦ີ)
見てた私もダバー…(꒦ິ⌑꒦ີ)
その3.気にすべきは誤りがあるかどうかじゃない
システムの設定変更のチェック業務。
マニュアル通りにやればいいという業務でもない。
どうしたら、もっとラクにできるか、というアクティビティ。
まずは、パソコンに向っている姿勢から。
頭・脊椎の協調作用を整える。
お。どんどん伸びてる。
視界が広がったんだって。
で、キャシーは言う。
「気にすべきは設定(結果)に誤りがあるかどうかじゃないわ。いくら気にしてもわからないわよ。」
「本当に気にすべきは、自分の作業手順(プロセス)が適切かどうかよ」
すげー・・・(๑°⌓°๑)
システムの専門家でも、業務プロセスの専門家でもないのに、何が大事かわかってる。
(ちなみに、私は前職で、業務の品質管理の仕事をしていた。)
演奏、教師育成、業務プロセスって、魔法が効く領域が広すぎる。
しかも、英語→日本語に換えながら実現してるってすごすぎる。
何より、キャシーの指導のプロセスは、すべて愛にあふれている♡
多くの人が「キャシーみたいになりたい」と言う。
私も、キャシーみたいになりたい。
ヨガサロン ことは
ヨガティーチャー Shoko
HP:https://chakrayoga-kotoha.jp
mail:chakrayoga.kotoha@gmail.com