やっとこさ、パンチャカルマの本題に入ります。
なんと、2017.11.27の話。
9月にインド行きが決まったので、それまでには書き終えようね。私。(笑)
パンチャカルマは3つの工程に分かれています。
①プールヴァ・カルマ(前処置)
消化を促進させるとともに、施術で過剰なドーシャを座(居場所)に集めます。
②プラーダナ・カルマ(中心処置)
①で集めた過剰なドーシャを出して浄化します。
③パスチャータナ・カルマ(後処置)
滋養を与え、体力を回復させます。
今回は①プールヴァ・カルマ(前処置)について。
その人の状態やDr.の方針によって変わりますが、
私がスリランカで受けたのは、こんな施術でした。
・ハーブのスチームを吸う
・頭、肩、背中のオイルマッサージ
・ハーブボール
・ハンドマッサージ
(そして、消化を促進して、体にやさしいアーユルヴェーダ食)
VATAがあがりにあがって、
体力が消耗していた、そして、
PITTA・KAPHAまで合わせて乱れて全身じんましんだった、ので、
スチームやオイルで、血管の詰まり(特に脂分)をやわらかくし、
ハーブボールで発汗して詰まりを流す、
という方針。
スチーム。これに顔を近づけて吸う。
たっくさんの薬草が入っている。
頭、首、肩のマッサージは、ホルモンバランスを整えるという目的だそうです。
ホルモンバランスが崩れると、ガンになりやすくなるから。と。
Dr.Tilaniいわく、
「アーユルヴェーダでは、ガンも怖い病気じゃないのよ。みんな持ってるものだわ。」
西洋医学は、症状や診断を細分化していくが、
アーユルヴェーダは、VATA(風)・PITTA(火)・KAHPA(水)がどう乱れているか、
原因をさぐって、バランスを取り戻す。
どっちがどうということではないが、
私は、アーユルヴェーダの考え方がとても気に入っている。
この施術が4日間ほど続きまして、その後はナスヤによる脳の浄化。
今まで自分がやっていたナスヤって、かわいいもんだったわ、
という本気のナスヤでした。
その話は、次回に。
ヨガサロン ことは
ヨガティーチャー・アーユルヴェーダカウンセラー
三河 祥子(みかわ しょうこ)
HP:https://chakrayoga-kotoha.jp
mail:chakrayoga.kotoha@gmail.com