さて、実際の治療現場をお届けします!
熱いよっ!🔥🔥🔥
今回のパンチャカルマを受けるにあたっての主訴は、
◯ここ2ヶ月ほどの腰痛・背筋痛
痛みの場所や度合いが変わる
◯2年ほど抱えている右胸のしこり
悪くもならないが、よくもならない。
5年前左胸に乳がんを患ってるので、放置できない。
◯瘀血になりやすい体質
血液、リンパの循環に不具合が生じやすい。
長年の蓄積がまだ残っている。
※ちなみに、本日9/17、治療11日目の時点で腰痛・背筋痛はすでに治ってます。
以前も書きましたが、パンチャカルマは3工程に分かれています。
①プールヴァ・カルマ(前処置)
消化を促進させるとともに、施術で過剰なドーシャを座(居場所)に集めます。
②プラーダナ・カルマ(中心処置)
①で集めた過剰なドーシャを出して浄化します。
③パスチャータナ・カルマ(後処置)
滋養を与え、体力を回復させます。
というわけで、まずは①プールヴァ・カルマ(前処置)から。
5日間はこんな治療でした。
※お見苦しい私の写真で失礼します。m(_ _)m
午前の治療:ペースト&マッサージ
・右胸のしこりにペースト
・背中・腰にペースト(胸とはまた別の薬)
・オイルでヘッドマッサージ
・オイルで足裏マッサージ
フンドシいっちょで、木のベッドに寝ます。
かたいよー。骨があたるよー。(>_<)
困ったときは、アレクサンダー・テクニーク♪
頭と脊椎を自由にして、カラダがベッドに抵抗しないように…
首の向きを変えるときも、トップジョイントから…
治療に集中できるよう自分全体を快適な場所につれていきます。
おっと、話がそれました。
この物体は、上が頭で下がお尻です。こんな風に塗りたくってます。
胸のペーストは、こうやって毎日、MANJUが石ですりつぶして、アロエベラとまぜて塗り込んでいます。
人の手によって作られるお薬は、効果があがります。(気がはいるので)
さすがに塗っている写真はありません。(笑)
ヘッドと足裏マッサージには、これを使用しました。
薬用オイルはゴマンとある中から、体質と症状によって選ばれます。
午前の部終了ー。
午後の治療 ポディキリ (Podi Kizhi)
ポディとは「粉」、キリとは「ボール」のことです。
スパイスや根っこのパウダーをボールで包んでいます。
パッパッ、クルクルッとあっという間に作りあげるVIMALA。
オイルをひいた鍋で熱します。ジュジュー。
さて、開始。
パンパンッ‼️パンパンッ‼️パンパンッ‼️
あっつ!( ̄O ̄;)
「Too hot? 」「Temperature OK?」
とは聞かれますが、ギリギリ耐えられる温度で、パンパンッ!シバかれます。
パンパンのあとは、ゴッシゴッシ‼️ゴッシゴッシ‼️
皮剥けるんちゃうか?と不安になりましたが、終わった後はまさかのスベスベ✨✨
葉っぱのハーブボールよりはるかに熱いし、刺激的。
このポディキリは、外傷性の痛みに効果的と言われています。
薬に、高い熱、叩くという刺激、こするという摩擦を加えることで、
強制的に、体内のよけいなものや乱れた気を動かしてる感じがあります。
治療の後は
治療が終わったら、オイルを流します。
洗うのはこれで。ひよこ豆のパウダーを水でといたもの。
せっかくのオイルを流しすぎないように。
髪には、トゥルシーやジャスミンをつけて。
完成。
あっついプールヴァ・カルマのお話でした。
プールヴァ・カルマの後半は、オイル漬けのお話です。
王様のトリートメントと呼ばれるぜいたくな治療。
お楽しみに。
ヨガサロン ことは
ヨガティーチャー・アーユルヴェーダカウンセラー
三河 祥子(みかわ しょうこ)
HP:http://chakrayoga-kotoha.jp
mail:chakrayoga.kotoha@gmail.com